2021年12月23日木曜日

ベジサラ舎さん と すみれやさん



ドライフラワーは、言葉にならない微妙なグラデーションの世界。
6月に咲いた紫陽花の瑞々しい色が、夏を越すうちに深く深く表情を変えていく様子を見るのが大好きです。
切り取ってドライにするタイミングを見計らうのも楽しみのひとつ。
同じ株でも、気候や日差しの具合によって毎年少しずつ違います。
今年は9月まで残しておいた花が、表は濃い赤紫色なのに、裏返すと爽やかな青空のような色合いでびっくりしました。


今回のドライフラワーブーケ作りは、そんな表情豊かな紫陽花をメインにして、スモークツリー、野バラ、ニゲラ、ケイトウ、ミモザなどを取り合わせました。
久々に手にした花たちの感触が楽しくて、ひとつひとつの色合いが美しすぎて、、、惚れ惚れしながら植物と過ごす時間は至福のひととき。
西陣の素敵な八百屋さん「ベジサラ舎」さんに納品いたしましたので、心にキュッと来た方のもとへ旅立ったら嬉しいです。




その他にも、アナベルだけまとめたセット、実つきの良い南天の生花、南天とヒカゲカズラを組み合わせたお正月飾り、などなど。
キラキラと繊細な光を反射するルナリアは、かなり大きめの枝を2本セットですので存在感があります。
いずれも色がかなり長持ちする部類ですので、お部屋をあかるく飾ってくれることと思います。


また、元田中の「すみれや」さんへは、ヒンメリオーナメントを納品しました。
大原の畑で育てた細めのライ麦でつくったミニサイズのヒンメリ+野バラ+ルナリア+ヒマラヤクリスタル、という大好きな組み合わせです。


「ベジサラ舎」さんも「すみれや」さんも、クリスマス&年の瀬を控えて、美味しいお野菜や丁寧につくられた食品類の買い出しに、無くてはならないお店です。
丁寧につくられた食べ物は、いつも心身を健やかにしてくれます。


今年も関わってくださった方、心寄せてくださっている方、どこかでつながっている大勢の方々に感謝の気持ちをこめて。
みなさんのホリデーシーズンが素晴らしいものでありますように。