2018年8月27日月曜日

キュウリを買って怒られる



大原では家庭菜園が盛んです。
庭先で、畑で、野菜を育てるのはごくごく普通の風景。


道端で出会えば
「インゲンいる?」と、聞いてもらったり。
「シソがわさわさしてるから、いつでも持ってってやー」と言ってもらったり。
みなさん、畑3年生の我が家とは比べものにならないくらい上手に野菜を作ってはります。 


ご近所Tさんには、目があえばすかさず「キュウリいる?」と声をかけてもらい、もはやそれが挨拶代り。 
我が家のキュウリは今年まるっきり採れなかったので、とてもありがたくいただきました。
先日、たまたま里の駅でキュウリを買った後にばったり会ったときには
「もう!キュウリは買ったらダメ!」と怒られてしまうぐらいです。 




田舎で暮らすようになって、小さな畑を耕すようになって、そんな有難いお付き合いが多くなりました。

お返しに、相手の方が作ってない野菜をお分けしたり、加工品にしてお返ししたり、作業のお手伝いをしたり。

そうして、お互いに気にかけあって、分けあって暮らすことの豊かさ、心地よさをじんわり感じます。  


普段は接点のない町内のおじいちゃん、おばあちゃんたちとも、道ですれ違えば畑のことやら体調のことやら立ち話。
いつも畑で作業しているおじいちゃんを見かけないと、ちょっと体調崩されているのかな、と心配にもなります。 



この夏はあまりに暑さが厳しくて、畑作業に追われることがしんどいなあと億劫だったのですけれど、畑はやっぱり手放せません。 
畑がもたらしてくれるのは、育てた野菜だけではないんだなあと思うこの頃です。



さあ、夏も終わり。
いつもお世話になっているご近所さんたちと、これから植える秋冬野菜の話がはずみます。 


・・・というわけで、引き続きお店の営業日が少なくて申し訳ありません。
オープン日でなくとも、事前にお問い合わせいただきましたら対応させていただきます。