2022年10月21日金曜日

日々のなかに



大好きな季節がやってきました。

秋の楚々とした花に心ときめかせて、

ちょっと近所に用事があるだけでも風が心地よくてウキウキしてしまい、

畑には秋冬野菜やハーブのタネをまきました。



そして、友人やご近所さんからいただく季節の恵みで加工品作りに追われる時期でもあります。

憧れのフレッシュローゼルを初めていただいたので、ジャムや塩漬けに。

スダチと青唐辛子がそろったので、今年は柚子胡椒じゃなくてスダチ胡椒を。

いただいた柿がやわらかくなってきたので、久々のキムチ仕込み。



日々の隙間で、そんな加工品をつくる時間がとても楽しいです。

 (ただし、いただきものは突然なので、なんだかいつもバッタバタ!)





釣り名人の旦那さんを持つ友人からは、釣ったばかりの太刀魚をいただいたので、スダチ胡椒をおすそ分け。

近所の秘密の花園では、黒蝶という美しいダリアが咲いているので、キムチと交換してもらいました。

そのダリアを持って素敵なあのひとに会いにいったら、手作りの紅茶をご馳走していただきました。 


日々のこんなやりとりに、心をあったかく満たしてもらっています。



最近、お金を介さない交換企画を実践されている方々の様子を拝見して、とっても素敵だなあと思っています。

でも、よく考えたら日常でも小さな交換がそこかしこに散らばっていました。

そこには相手を想う気持ちが自然と満ちていて、人間らしい暮らしの根本があるような気がします。


お金も必要だし大事だけれど、お金を使わなくたって、大切な人に気持ちを届けられる。

むしろ、お金を使わないほうが深いところに触れることができることもあると思います。




さあ、残りの秋が終わらないうちに、もっといろんな人に会いたいな。

あ、もちろんお店でもお待ちしておりますよ♪

なんてったって、大原はこれからが一番きれいな季節ですから。