2025年9月27日土曜日



長すぎた夏が終わり、秋の花々に心浮き立つ日々です。

畑に植えたフジバカマには、ひらひらとアサギマダラがやってきてくれました。

毎年のように異常気象が続いて、飛来数も減っている近年なので、姿が見られるとホッとします。







先日、京セラ美術館で開催されている「民藝誕生100年〜京都が紡いだ日常の美」に行ってきました。

民藝運動に関わった人々の作品が多分野に渡って集められて、圧巻でした。

京都との繋がりを軸にした展示なので、作品やストーリーが身近に感じられて、嬉しい発見も。





民藝つながりで今日ご紹介するのは、椋木英三(椋木春水)氏のコーヒーカップと湯呑みです。

河井寛次郎氏の最後の直弟子として10年間陶芸を学び、辰砂の赤や呉須の藍色を使った作品も多く作られましたが、私が個人的に好きでたまらないのが白磁のシリーズです。

どっしり重厚感のある造りですが、優しい青みがかった白磁の色で、どんな景色とも調和してくれるおおらかさがあります。

湯呑みや花器はたまに入手できるのですが、今回はちょっと珍しいコーヒーカップ&ソーサーが入りました。(5客)


ふくよかなラインにうっとり。

かなり大きめサイズなので、コーヒーはたっぷり入ります。ポタージュスープを入れても素敵だろうなあ。







しのぎ湯呑みも、大きめです。(4客)

写真では伝わりにくいのですが、「急須用」の大きめ茶托をあわせることでバランスをとっています。


飲み物をいれる容器を選ぶとき、容量の大きさはかなり大事なポイントだと思いますので、民藝好きで、存在感大の大きめカップや湯呑みをお探しの方には是非おすすめしたい品です。











<2025年 10月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

4日、8日、10日、12日、16日、22日、24日、27日、30日



※事前にご予約いただきましたら、予約制でオープンいたします。どうぞお気軽にご相談ください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。