2015年1月30日金曜日

白磁の陽刻隅切り豆皿




白磁の陽刻モノが好きです。

型押しで模様を浮かび上がらせる陽刻。
ごくごくシンプルな技法なのですが、
その繊細なラインで表現される世界の広がりに心奪われます。


梅・桜・菊などの花々、唐草文様、波しぶき。
自然を愛でる感性がそのまま器に現れているようです。


このような隅切角皿は、幕末〜明治にかけて有田や瀬戸などで量産されました。
探せば探すほど、新たなデザインに出会えるのではないかとワクワクします。





ツキヒホシでは、器はなるべく現代の食卓にも溶け込みやすいシンプルなものをそろえていきたいと思っています。
普段使いしていただきたいので、価格は300円〜3000円程度をメインに。


この小さな隅切角皿もそのひとつ。
違う柄でいくつか並べて、ちょこんとおつまみをのせて。
今宵の晩酌が楽しみになりますね。