2019年1月30日水曜日

冬仕事



やっと冬らしい寒さがやってきました。 

暖冬は嬉しい気もするけれど、やっぱり一度はキリッと冷え込まないと、自然のリズムが狂ってしまうような気がします。

子どもたちがソリ遊びをする歓声を聞きながら、見上げれば白化粧した木々。

ああ、ここに来て良かったなあ、と毎日のように思います。 




ツキヒホシはただいま予約制オープンなので、今が一番リラックスしているシーズン。
畑仕事もほとんどないので、雑用をこなしたり好きなことに没頭したりしています。 


しばらく会えていなかった友人とお茶したり、
穴のあいた靴下を補修したり、
畑で雪をかぶっている大根を引っこ抜いてきては、干してみたり。 




そう、今季は大根が豊作でした。

綾部の蓮ヶ峯農場さんの鶏糞を畑にまいたら、初めて大根が立派に育ちました。(去年までは、せいぜい20cmくらいだったのに!) 

飼料にこだわって、生命に真摯に向き合ってらっしゃる生産者さんからわけていただいた鶏糞は、ふわふわと軽くて、太陽をいっぱい浴びた土の匂いがしました。 

あたたかくなったら、蓮ヶ峯農場さんの鶏たちに会いにいきたいなあ。 






あ。
付け足しみたいですけど、仕入れもちょくちょく行ってますので、ニューフェイスもいますよ。

寒いですけれど、良かったら遊びにいらしてくださいね。

・・・寒いですけれど。




銭湯カゴ 在庫6 → SOLD OUT 














2019年1月6日日曜日

100年前の青春




前回の湿板写真の話につづき、写真つながりの話をひとつ。

昭和14〜15年頃に撮影された、この写真。
場所は大原の学校です。
大正時代後期に生まれた若者たちは、この時おおよそ18歳ぐらいでしょうか。
もし今もご存命ならば100歳近いご年齢です。


気のおけない友人同士、和気藹々とした様子が伝わって来ます。
冗談を言い合う声すら聞こえてきそうなぐらいの空気感。
なんて良い写真なんでしょうか。 


しかし時代はちょうど、二次大戦が始まったときです。
このなかのおふたりは、ビルマで亡くなりました。 
もしかしたら、出征前の写真なのかもしれません。


古い写真1枚からも教えてもらうこと、感じ取ることが、たくさんあります。






大原で生まれ育ち、「このあたりの一木一草、すべておぼえとる」と言って、面白い昔話をたくさん聞かせてくださる西田さん。

地域の古い写真を集めて、資料集を作る計画を進めてらっしゃいます。
大原の家々に眠る、もしかしたら誰の目にもとまらず無くなってしまうかもしれない写真たち、それらを後世に残すための貴重な活動です。

写真を見せていただきながら、あれこれお聞きしていたらあっという間に時間が経ちました。


こんな素敵な人生の大先輩が身近にいてくださることが、なんと有り難く嬉しいことでしょう。




資料集は今夏には、きっと実現していることでしょう。

その時には、またブログでもご紹介させていただきますね。










2019年1月1日火曜日

2019年







2019年、清々しい元旦の空でした。


今年もひとつひとつの出会いを大切に、精進して参ります。 





みなさまの新しい年も素晴らしいものでありますように。