2016年3月24日木曜日

樹洞からコンニチハ






先日、森へ出かけたときのこと。

とうとう念願の生物と出会いました。








樹洞から顔を出しているのは・・・ムササビさん。


広葉樹森にはたくさん住んでいるであろうムササビですが、普通の暮らしのなかでは会うことのない森の住人です。

夜は樹間を滑空し、昼間は巣穴で夢の中・・・。
異変を察知すると、安全確認のために洞穴から顔を出して周囲を伺うのです。



このときも、穴から顔を出して、こちらをじーっと見つめること30秒ほど。
こちらも身動きしないまま見つめ返します。

そのうち眠気にひきずられるようにして、少しずつ頭が沈んでいき、ぽとりと巣穴のなかに落ちていきました。 







このひとときの記憶は、心の奥にそーっと仕舞っておこうと思います。

ふとした折に、

「あの樹洞で、今もムササビが眠っているのかな」

「今頃、夜空を滑空しているのかな」

そう思い出すだけで、一服の清涼剤のように晴れやかな気持ちにさせてくれます。 















2016年3月20日日曜日

春の畦道




散策の楽しい季節になりました。

畦道をホトケノザやオオイヌノフグリが彩っています。




ウグイスの囀りも高らかに。 

春の大原は、どこまでも長閑です。







籐で出来たロッキングホースを見つけました。(SOLD OUT)
一昔前は、銭湯の脱衣所によく置いてあったそうです。

今日は、可愛らしい女の子のお客様が試乗してくれました。
枠はしっかりしていますので、年齢的には5歳くらいまでは大丈夫そうかなと思います。 








商品とは関係ないのですが、ちょこっとお知らせ。
赤ちゃん用のスタイを作りました。
「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」運営のためのフリーマーケットに寄付出品します。
ちょっと形がいびつになってしまった部分もあってお恥ずかしいですが、手縫いのご愛嬌ということで、どうかお許しください。
オーガニックコットン、インドの白い刺繍布、点と線模様研究所さんの刺繍布、などなどとっておきの布を組み合わせました。


ほわほわの赤ちゃんがこれをつけてくれたら嬉しいなぁ。

そして、今年も行われるゴーワクキャンプで子どもたちが良い時間を過ごしてくれたら嬉しいなぁ。


震災から5年。
たくさんの方々の想い、エネルギー、時間がそそぎ込まれて、こうした活動が継続して運営されている、そのことに本当に頭が下がる思いです。 


2016年3月26〜27日
「堺町画廊」さんにて、このフリーマーケットは催されます。
お近くの方、ご興味おありの方は、ぜひご訪問ください。
赤ちゃん用スタイも、売れ残らずに嫁入りできたら嬉しいです。 
















2016年3月13日日曜日

不思議な顔



デッドストックのカンカン帽。(SOLD OUT)

未使用なので、とても状態が良いです。
女性用でかなり小さめサイズですが、気になる方はどうぞ試着しにいらしてくださいね。


でも今日ご紹介したかったのは、この帽子ではなく・・・


帽子をかけていた顔型の釘です。 



年齢不詳、性別不詳、国籍不明。

でもなんだか、どこかの誰かに似ているような気もします。

表情もつかみどころがなくて、見れば見るほど不思議な顔。




size: 顔の直径3cm、釘の全長3.5cm
stock:15個 → SOLD OUT

大きめサイズですので、存在感のあるフックとしてお使いいただけますよ。

あ、金槌で打つ際は、できればゴム金槌を使ってあげてくださいね。
(ゴム金槌が無いときは、普通の金槌に厚手の布を巻き付けてください。)
顔に傷がつきますので・・・。 




















2016年3月9日水曜日

机上に小さなオアシスを




全長8cm、小さな小さなガラス瓶。

こんなにも小さいのに、気泡もたっぷり入って雰囲気があります。



まだプラスチックが無かった時代、「目薬」がこんなにお洒落な瓶に入っていたなんて。

蓋はストロー状になっています。
上の穴を指でふさぎながら蓋を持ち上げて、目の上まで移動させ、
その指をはずして上から空気が入るようにすると、1〜2滴の目薬が下の穴から落ちる仕組み。





一輪挿しにして机上に置けば、道ばたに生えている葉っぱひとつでも、ちょっとしたオアシスに。

そのほか、アロマオイルや香水入れとしてもお使いいただけそうです。



size : 全長8cm (蓋を外した状態では5cm)
状態:良好(デッドストックの未使用品です)
在庫: 透明8→2、 茶色8→1

















2016年3月2日水曜日

オダマキ




春と冬を行ったり来たり。

花たちも春を待ちながら、雪の下で準備しているのでしょうか。






「寒い 寒い」と背を丸めていたら、オダマキさんの凛とした立ち姿にはっとさせられました。