2026年7月27日月曜日

ツキヒホシ ホイホイホイ




1年に3~4回くらいでしょうか。

店の名前の由来を「サンコウチョウでしょ?」と当ててくださるお客様がいらっしゃいます。

そんなとき、みなさん一様に目をキラキラさせて笑みを浮かべながら、その名前を口にされます。

野鳥好きな方にとっては、きっと少し特別な、憧れを感じる鳥なんだろうなぁと思っています。



お店を始めるときに書いたブログにも、こう書きました。



店の名前は「ツキヒホシ」。
サンコウチョウの「聞きなし」を、そのまま店名に使わせていただきました。
ツキヒホシ〜、ホイホイホイ♪」と鳴くように聞こえることから、月・日・星、3つの光を集める鳥という意味で「三光鳥」と名付けられた鳥。
深い瑠璃色の躯で、オスは長い尾を持つ優美な姿です。こんなに粋な名前をつけた昔の日本人は、どんな感性で日々を暮らしていたのでしょう。
今となっては想像を巡らすことしかできませんが、きっとその人はサンコウチョウの鳴き声を毎夏心待ちにし、山里に咲く花々や雨風の匂い、季節の移ろいひとつひとつに心をときめかせていたのだろうと思うのです。
その瑞々しい感性に敬意と憧れを込めて、「ツキヒホシ」という屋号にいたしました。
古い物との出会いをつなぐ場として、愛される場所になることを願っております。




しかしながら、私自身は一度もその姿を見たことがなく、声を聞いたこともなかったのです。

つい最近までは。

先日、朝のキッチンで初めて声を聞きました!

あわてて外に出てみましたが、もう聞こえません。




植林の多いこのエリアには来ないものだと思って諦めていたのですが、大原にも来ているなんて!と嬉しくなりました。

一度だけでも聞くことができて良かったなあ、良いことあったなあ、と喜んでいたら、

その日、福井と滋賀の間にある三十三限山に出かけた家人が、初めてサンコウチョウの姿を写真に撮ってきました。 


幸運が重なる日ってあるんですね。

大原に住んでいて良かったなあと思う理由が、ひとつ増えました。






常々、大原が大好きすぎて、ここに辿り着いたことに感謝してやまないのですが、先日そのあたりのことを記事にしてくださる素敵なライターさんに出会ったので、暑苦しく大原愛を語らせていただく機会がありました。

良かったら「京都移住計画」さんのページをご覧ください。






あ、新入荷のご紹介も少し。


野菜の収穫にぴったりな、大きめのかごが入っています。



こちらは、梅干しを干すのにも良い感じの竹かご。

毎年この時期になるとお問合せいただくことがあるのですが、食品を入れるのに不安を感じない程度に状態の良いかご(ざる)って、古道具としてはあまりたくさん出会えないのです。

私なりの基準ではありますが、普段からその辺りは大事にしながら、状態の良いものを選ぶようにしています。

今年は珍しく、この時期に大きくてきれいな竹かごの在庫がひとつありますので、梅干しを干す用にお探しの方がいらっしゃいましたら、ぜひ。。。



そして、いつ見ても可愛い竹の三段重。

今は、サイズ違いで3姉妹そろっています。















<2026年 8月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

4日、8日、13日、16日、19日、22日、25日、29日





営業日・営業時間帯でなくても、事前にご予約いただきましたらご都合のいい日時でオープンいたします。お気軽にお問い合わせください。


ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。



2026年6月24日水曜日

夏野菜の似合う大皿









夏におすすめ、民藝の皿が入荷しました。

浜辺に打ち寄せる波、しゅわっと消える泡を思い起こすような、爽やかな模様と色合いです。







ちょうど畑では、元気な夏野菜が次々と収穫できる時期。

今までズッキーニは火を通した料理ばかりだったのですが、初めて生でサラダにしてみました。

(ピーラーでスライスしたズッキーニ、クリームチーズ、お好きなドレッシングまたはビネガー、オリーブオイル、塩、胡椒、ディル、乗せるだけ! 簡単! 美味しい!)



他にもきっと色んな料理を受け止めてくれる、どっしりとした厚手の大皿。

河井寛次郎氏の最後の内弟子、椋木英三氏(後に春水と改名)の作品ですが、椋木氏の作品のなかではかなりレアな色使いと思います。

5枚入荷しましたが、ひとめぼれしてしまった私用に1枚残していますので、在庫4枚となります。








そうそう、野菜の収穫にぴったりな、状態の良い大きな竹籠もありますよ。









<2026年 7月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

1日、4日、6日、8日、16日、18日、21日、25日、28日、31日



※28日のみ、15時にクローズいたします。

営業日・営業時間帯でなくても、事前にご予約いただきましたらご都合のいい日時でオープンいたします。お気軽にお問い合わせください。


ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。



2026年6月1日月曜日





毎年5月が来ると、秘密の花園へ遊びにいきます。

花を上手に育てるご近所さんのお庭で、一緒にお庭を見てまわりながら次々と咲く花を見せていただくのです。

この時期はやっぱり薔薇が主役、うっとりする香りに癒されたかと思うと、

いやいやクレマチスも豪華絢爛!  

あちらもこちらも可愛い花がいっぱいで、お土産に花と野菜をいただいて帰ってきます。

なんて楽しい大人の遠足! 




自宅の庭では、少しずつオダマキが増えてきました。

オダマキは発芽から花が咲くまで2〜3年かかるので、つぼみがつく頃にはすっかり何色の種を蒔いたか忘れてしまっている私。

膨らんでくるつぼみをみながら、どんな色のどんな形のオダマキが咲くのかワクワクする日々です。




そんなこんなで、5月は次々と咲く花を愛でるのに忙しい時期。

花をいける花瓶も、小さいものから大きいものまで、ガラスから焼き物まで、いろんなものがありますが、今日はおすすめの2種をご紹介。





備前焼の一輪挿しは、とっても可愛い手のひらサイズ。

きっと職人さんがロクロで回しながら、ひとつとして同じ形が無いように作ったのだろうと思います。

道端で草花を摘んで、そっと入れる。

そんな毎日の道草が楽しみになる花瓶。 







こちらはガラス徳利ですが、一輪挿しとしてちょうど良いサイズ。

控えめな薔薇の模様が入っていて、手拭きガラスのゆらゆらは日光を通すと陰影がさらに美しいです。



どちらも15個ほど在庫があります。















<2026年 6月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

2日、4日、9日、13日、17日、19日、22日、25日


✳︎25日につきましては、勝手ながら14:50にてクローズいたします。


営業日・営業時間帯でなくても、事前にご予約いただきましたらご都合のいい日時でオープンいたします。お気軽にお問い合わせください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。



2026年4月25日土曜日

木製品いろいろ






可愛い水差しが入荷しています。

枝物や大きめの花をいれるのにぴったりサイズ。

クリスマスローズをたっぷり活けたら、一気に空間が華やかになりました。






出会いの春、他にも色々と入荷しています。






こちらは、珍しい「横浜エムズイ商会」の掛け時計。

大正から昭和初期にかけて存在し、名古屋に製造工場があったようです。


他社と比べて控えめで小さな「Z」マークもレアですし、サイズ感もレアで、よくあるサイズよりも一回り大きいのです。

100歳(+α)のこの時計、大きめ部屋のシンボルとして、あるいはお店の顔として、飾っていただけたら嬉しいです。

いつもながら、ネジを巻かなくともいいように電池式(単三)に変更してあります。









そして今、とっても在庫豊富になっているのが丸盆!  

好きなんです。
いいのがあると、つい仕入れてしまうんです。
だって木目も色も手触りも艶感も、ひとつとして同じものがありません。

それぞれ違った表情を様子をみているだけで、なんだか嬉しくなってしまいます。

ほとんどが無垢の木ですので、ご希望がありましたら撥水性の高い桐油を塗ってからお渡しさせていただくこともできます。


どれも状態の良いものばかりですし、木製品は新品で買うとなかなかのお値段になりますので、木製品や漆の塗り物は特に、古道具で良いものを探すのがおすすめと思います。










その他の木製品では、大ぶりのコネ鉢や、組み立て式の譜面台などもありますよ。

譜面台はメニュー表(今日のおしながき)を置いたりすると素敵だな、と妄想しています。







あとは使い勝手がよくて人気の藤の買い物かご、ただいまの在庫3点(も!)あります。

入れ子にできるサイズ違いもありますので、お探しの方がいらっしゃいましたらぜひ見に来てください。
















<2026年 5月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

2日、3日、8日、13日、16日、19日、21日、25日、30日


※4月30日も追加で営業日となりました。 

※GW中の営業日が多く設けられず、申し訳ございません。事前にご予約いただきましたら開けられる時間帯も多くありますので、お気軽にお問い合わせください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。



2026年3月29日日曜日

銅ポット




今年もふわふわミモザが咲き始めました。例年より数日遅いような気もします。

ミモザが咲いたら、この銅ポットに生けたいなと思って、楽しみにまっていました。

槌目がいい雰囲気の大きめポット。

枝物もしっかり受け止めてくれる包容力!




クリスマスローズも大株になってきました。


一昨年植えたバイカモユリも元気に蕾が立ち上がってきました。


あれもこれも新芽が出てきて、庭がにぎやかです。


お向かいの駐車場の斜面では、カタクリの群生も見られますよ。




ああ、すっかり春ですね🎵

4月はめずらしく、土曜日すべてオープン予定にしています。

春さがしのお散歩がてら、遊びにいらしてくださいね。


ツキヒホシの斜め向かいにあるカフェ「来里(くるり)」さんでランチやカフェタイムもおすすめですよ〜。







<2026年 4月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

1日、4日、7日、9日、11日、14日、18日、20日、22日、25日


※4月は土曜日はすべてオープン予定です。

※GWの予定がまだはっきりしておりませんので、29日以降は後日あらためて予定を更新いたします。

営業日・営業時間でなくとも、予約制オープン可能です。ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。







2026年3月3日火曜日

うさぎとかめ




雪の積もった冬のある日、滋賀にお出かけしたついでに寄ってみたのは、豊郷小学校旧校舎。


昭和初期にヴォーリーズの設計によって建てられました。


予備知識なく訪れてみたのですが、なんと素敵なところだったでしょうか。


どこを見ても心にグッと来る・・・グッと来すぎて息をするのを忘れるくらいでした。





階段のうさぎとカメは、小学校設立者である古川鉄治郎氏がその寓話を心の拠り所にしていたことから、設置されたそうです。


きっと何百万回もなでてもらいながら、静かに子どもたちを見守ってきたんですね。







廊下を歩けば、連なる教室のひとつひとつが、今もさまざまな活動に使われているのがわかります。

子育て支援施設の部屋ではバザーが開かれていたり、老人クラブの事務所があったり、レンタルルームではひとりフルートの練習をしている女性を見かけました。

時が止まったような静けさだけれども、人の気配は色濃く漂っています。





ここを訪れてみて、私にとっての歴史的建造物の素敵さは「そこにどれだけ人の気配がするかが大きい」んだなと再認識しました。

保護されすぎて人の生活の気配がない博物館や遺跡って、ちょっと味気なく感じてしまうんです。

だから私は、旅先としてヨーロッパよりもアジアのほうが好きなんだろうな。

湿度も明るさも完璧に整えられた博物館よりも、人がそこで暮らしていたり仕事をしていたりするちょっと崩れかけた遺跡のほうが好きなんです。





国内で他にこんな素敵な場所をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。










<2026年 3月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

18日、21日、25日


※家族の新生活準備のため、オープン予定日が少なめです。 事前にお問い合わせいただきましたらオープン可能な日はありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。















2025年12月31日水曜日

大原の年越し


ここ大原での年越しは12回目になります。


新年をお迎えする準備に、お店の入り口にはヒカゲカズラと南天の飾りを。


今年ちょっと特別なのは、小さなしめ縄がついていることです。


大原の百井で暮らしている友人にちょっとだけ分けていただいた稲の苗をつくばいで育ててみたら、ちゃんとお米が実りました。


鳥に食べられてほんの少しになってしまったけれど、その稲でつくることができたしめ縄。


小さいけれど、ここ大原で暮らしていることの幸せを象徴するかのような特別なしめ縄です。








そして昨日は、友人が静原(大原から峠をひとつ越えた集落)育てた餅米で、一緒にお餅つきをさせてもらいました。

「お米を自分で作っていることで、ちゃんと暮らしている心持ちがする」という友人の言葉が、お米づくりは断片的にしか体験したことのない私の心にも、ぐっと響いてきました。



今年は年末までいろんな用事がはいって、大掃除すらほとんどできなかった我が家ですが、その大事な大事な餅米でつくった鏡餅を用意して新年が迎えられることに、しみじみと感謝の気持ちでいっぱいです。

家人が裏山から採取してきたウラジロの上にお餅をのせて、別の友人がお裾分けしてくれたユズリハをはさんで、ご近所さんからいただいたスダチをのせて。




ゆるやかにあたたかく繋がっている友人たちに囲まれていることを感じられるって、なんと幸せなことでしょうか。



そんな輪があちこちでつながりあって、あたたかい世界でありたいなと思います。




みなさまもどうぞ素敵な新年をお迎えください。












<2026年 1月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

6日、13日

⭐️1月後半〜3月上旬の間は、冬季休業をいただきます。
⭐️1月中は、事前にご予約いただきましたら予約制でいつでもオープンいたします。どうぞお気軽にご相談ください。2月中は完全クローズとなります。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。