京都は大原、寂光院への参道沿いにある小さな古道具屋です。 ちょっと昔の器、木製の道具類、古物をリメイクしたものなどを扱います。 不定期営業のため、ブログやSNSでお知らせする営業スケジュールをご確認ください。
2019年6月29日土曜日
吊り灯篭の輪廻
やっと梅雨入り。
蒸し暑い日々がしばらく続きそうですね。
大好きな紫陽花がいたるところで咲いています。
紫陽花のそばにあるのは、吊り灯篭。
蚊取り線香入れにぴったりなのです。
蚊取り線香を置くときってお皿でもいいのだけれど、
こんな風にずっしりした金属製の容器を使うと、安定感があって使い勝手が良いです。
本来の目的とは違う用途でも、しっくりぴったりくるアイディアが湧くと、とても嬉しい。
古道具好きあるあるですね。
そして、つい最近出版された京都本についてご紹介させてください。
「 京都のいいとこ。 本当に訪ねたい店・人・景色」
2019年6月30日発行 朝日新聞出版
ツキヒホシも掲載いただいたとのことで、本を送っていただきました。
これが本当に素晴らしい本だったので、嬉しくて嬉しくて。
取材いただいたライターの大橋知沙さん、写真を撮っていただいた津久井珠美さん、ともにお会いしたときに「素敵な方だなあ」と思っていましたが、実際に作り出されたものは想像を超えて素晴らしいものでした。
真摯に選ばれた言葉は、心に響きます。
センスある写真を見ると、凛としてシャッターを切っていたカメラマンさんの姿を思い出します。
プロの仕事を見せていただいたなあ、とじんわり感動しました。
そう。京都には、訪ねたいお店がいっぱいなのです。
<2019年7月の営業スケジュール> 11:00~15:30頃
3日、6日、9日、13日、19日、23日、28日、30日
※ご都合の合わない方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。予約制のオープンも喜んでいたします。
2019年6月20日木曜日
バラの芳香蒸留水
えんどう豆の収穫が終わったと思ったら、ズッキーニが実をつけはじめました。
トマトの支柱たてをして、きゅうりのネットを張って、じゃがいもの土寄せをして、草刈りに追われて。
夏の畑はテンポが早くて、追いかけるのが大変です。
3年前に種まきしたアーティチョークは、今年初めて蕾をつけました。
もったいなくて、食べるなんてとても出来そうにありません。
どんな花が咲くのかな。
そして、この季節にずっと待ちわびていた、ある計画。
秘密の花園からやってきたバラで、芳香蒸留水を作る日がやってきました。
ご近所のMさんが大切に大切に無農薬で育てた色とりどりのバラたち。
ナエマ、ロサムンディ、セルシアナ、、、うっとりする高貴な香りです。
無農薬でバラを育てる苦労を日々聞いているゆえに、
Mさんの花にかける愛情を知っているゆえに、
こんなに貴重なバラを惜しげも無く使ってバラ水を作ることができるなんて、夢のよう。
減圧水蒸気蒸留のセットを使って、蒸留水を無事取ることができました。
自然の恵みに感謝しつつ、大切に使わせていただきます。
2019年6月13日木曜日
シンバルの輪廻
お気に入りの新入りは、鈍く光る銅色の照明器具。(売約済み)
このシェード、もともとはシンバルなのです。
(私は電気配線を触る資格がないので、近所の電気屋さんに新しいソケットコードをお渡しして作業してもらいました。)
なぜか1枚だけで売られていたシンバルは寂しそうでしたが、生まれ変わった姿はなかなかのもの。
写真ではうまく表現しきれなかった(実物は、もっとマットな質感)のですが、とても渋くて男前な雰囲気に仕上がっています。
1枚しか無かったので、1点ものです。
気になる方はぜひ見にいらしてください。
このシンバルの片割れは、今頃どこで何をしているのかなぁ。
それにしても。
フィルターをかけてないのに、緑の濃いこと!
最近は適度に雨も降って、植物たちのエネルギーに満ちた姿がまぶしいです。
2019年6月5日水曜日
6月8日、環の市に出店します
西陣のとあるお宅(坂井隆夫建築設計事務所+石川奈都子写真事務所)で開かれている「環の市」に出店させていただくことになりました。
以前に何度かお客さんとしてお邪魔したことのあるマルシェなのですが、自然体な心地よさのある空気感で、とっても楽しいのです。
「地球にもこころにもからだにも優しい暮らし。
顔の見える間柄でお互いの得意なものを交換して暮らしていける世界があれば、という思いで始めました。」
という主催者さんの言葉。
だから、こんなに心地いいんだなあ。
路地奥へのアプローチからして秘密めいた雰囲気ですが、町家のお宅は明るくて居心地よさそうに改装されています。
なかでもキッチンが大好き。
かごやキッチンツールがリズミカルに並んでいて、改装した天井から太陽光が降り注いでいます。
ああ、料理が好きな人のキッチンだなあ、と見ているだけで楽しくなります。
「環の市」 2019年 6月 8日 11:00~16:00
<出店者>
桃草舎(南インドミールス)
にほんちゃギャラリーおかむら(自然栽培、在来種、単一農場・単一農家の茶葉)
CHIPPURUSON(自家製天然酵母パン)
ベジサラ舎(オーガニック野菜など)
おくりやetc.(こどもパンツなど)
undertree (すこやかなおやつ)
ツキヒホシ(暮らしに寄り添う古道具)←2階で出店です♪
・・・もう、自分でお買い物ばっかりしてしまいそうな予感がしてなりません。
桃草舎さんのランチも楽しみでしかたありません。
楽しい休日になりそう。
ツキヒホシからは、いろんな竹かごを持っていきますよ♪
友人のお母さんが岡山で作ってくれる竹かごが、タイミング良くたくさん届きました。
どれも1点ものなので、気になる方はぜひお早めに。
さらに未使用品の銭湯カゴ(写真右奥)が追加で最終入荷しましたので、そちらも持っていきます。
その他には木製盆など、暮らしの名脇役になってくれそうな小物たちも。
ちょうど畑ではカモミールやニゲラなど、可愛い花がいっぱい!
初夏のミニブーケも作れたら持っていきたいなあと思っています。
最後に、もしかしたら探してらっしゃる方がいるかもしれない、ライ麦も少し持っていきます。
ヒンメリを作るために大原の畑で大切に育てたライ麦(無農薬、蓮ヶ峯農場さんの鶏糞を使用)が、今年は絶好調!
私の背丈よりも高く、すくすくと伸びました。
刈り取って持っていきますので、ヒンメリを作る方にぜひ。
限定3セットです。
写真のようなオーナメントも少しだけ持っていきますね。
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