2026年3月3日火曜日

うさぎとかめ




雪の積もった冬のある日、滋賀にお出かけしたついでに寄ってみたのは、豊郷小学校旧校舎。


昭和初期にヴォーリーズの設計によって建てられました。


予備知識なく訪れてみたのですが、なんと素敵なところだったでしょうか。


どこを見ても心にグッと来る・・・グッと来すぎて息をするのを忘れるくらいでした。





階段のうさぎとカメは、小学校設立者である古川鉄治郎氏がその寓話を心の拠り所にしていたことから、設置されたそうです。


きっと何百万回もなでてもらいながら、静かに子どもたちを見守ってきたんですね。







廊下を歩けば、連なる教室のひとつひとつが、今もさまざまな活動に使われているのがわかります。

子育て支援施設の部屋ではバザーが開かれていたり、老人クラブの事務所があったり、レンタルルームではひとりフルートの練習をしている女性を見かけました。

時が止まったような静けさだけれども、人の気配は色濃く漂っています。





ここを訪れてみて、私にとっての歴史的建造物の素敵さは「そこにどれだけ人の気配がするかが大きい」んだなと再認識しました。

保護されすぎて人の生活の気配がない博物館や遺跡って、ちょっと味気なく感じてしまうんです。

だから私は、旅先としてヨーロッパよりもアジアのほうが好きなんだろうな。

湿度も明るさも完璧に整えられた博物館よりも、人がそこで暮らしていたり仕事をしていたりするちょっと崩れかけた遺跡のほうが好きなんです。





国内で他にこんな素敵な場所をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。










<2026年 3月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

18日、21日、25日


※家族の新生活準備のため、オープン予定日が少なめです。 事前にお問い合わせいただきましたらオープン可能な日はありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。