京都は大原、寂光院への参道沿いにある小さな古道具屋です。 ちょっと昔の器、木製の道具類、古物をリメイクしたものなどを扱います。 不定期営業のため、ブログやSNSでお知らせする営業スケジュールをご確認ください。
2015年8月19日水曜日
立ち枯れ紫陽花のリース
このニュアンスカラーがたまらなく好きです。
以前にペンペン草のリースを持って来てくださったNさんに、作っていただきました。
フラワーデザイナーのNさん、
植物のおもしろ話から、身近な植物の意外な楽しみ方まで、
もちろん植物の育て方も熟知されていて、その世界の広がりにいつもびっくりさせられます。
草花が暮らしにもたらす楽しみ、癒す力。
その可能性をもっと探っていきたいなあ、と思います。
このリースに使われているのは、立ち枯れ紫陽花。
盛りを過ぎた8〜9月、枯れかけている紫陽花を摘み取り、ドライにすることで生まれる独特な色合い。
剪定のタイミングやドライにする手法にもコツが要るため、貴重なドライフラワーなのです。
(寒暖の差が大きい土地でないと、うまく発色しないそうです。また、紫陽花が枯れかけるこの時期まで剪定を待つということは、来年の花芽も切ってしまうことにもなるのだそうです。)
・ブルー&ホワイトのリース
・ブルーのリース
・グリーン&パープルのリース(菊菜の花・マウンテンミントのミックス)
3つを納品いただきました。
いずれも大原に咲く紫陽花をドライにして、ひとつひとつ作られています。
この色合いにキュンと来た方がいらっしゃいましたら、ぜひ見にいらしてください。