昔々、
あるところに、鹿と猿と鳥がいました。
・・・と、おはなしが今にも始まりそうな場面。
SOLD OUT
三田青磁の代表的な図柄のひとつですが、これは青磁ではなく黄褐色に発色しています。青磁と同じ釉薬ですが、還元焼成ではなく酸化焼成されると「米色」と呼ばれる色合いに焼きあがります。
じっくり目を凝らすと、動物たちの目や毛並まではっきりと陽刻で浮き上がっています。
細やかでいて、とろけるようにやわらかな質感。
この図案を考えた人はきっと、動物たちのお話が頭のなかに思い浮かんでいたことだろうなあという気がしてなりません。
ちょうど初めて挑戦した干し柿が仕上がったので、盛り付けてみました。
りんごみたいに大きな渋柿を干すと、中がとろとろにやわらかくて濃厚な味わい。
それを柚子果汁で手作りしたカッテージチーズの上にのせて、ご近所さんからいただいた柚子塩をかけて、、、
ああもう、これ以上ワインに合うを一品を私は知りません。
でも、もしあるなら知りたいです。候補がある方は交換しましょう(笑)。
・・・と。話がそれてしまいましたが、いよいよ年の瀬。
お正月にそろえたい華やかな小皿や、後藤塗りのお重、讃岐彫の御膳などもありますので、お探しの方はどうぞ年内の営業日のうちにいらしてくださいませ。
里の駅に立ち寄れば、お正月用の美味しい冬野菜もそろいます。
蕪も葱も大根も人参も、根菜たちがぐんぐんと甘みを増していますよ。
2020年1月のツキヒホシの営業は、1月8日、12日を確定させております。
その後は3月上旬まで冬休み期間ということで、予約制でオープンさせていただきます。
ただし店舗の手入れ等の事情により、リクエストをお受けできない日も出てくるかもしれません。
ご検討いただける方は、どうぞお早めにご相談くださいませ。