2024年11月19日火曜日

自家製ラー油




庭で採れた完熟山椒を使った、自家製ラー油。

餃子のタレに、チャーハンに、麺料理に、、、あらゆる中華系料理にあいます。

炒め物にかけても、ソースに入れても、スープに垂らしても。

でも一番のおすすめは、卵かけご飯にちょろりとかける、です。







材料は、一般的なラー油と同じです。

菜種油、ゴマ油、唐辛子粉、ニンニク、玉ねぎ、ゴマ、ピーナッツ、塩。
香りづけに、ネギ、生姜、八角。

これに、庭で取れる真っ赤な完熟山椒をたっぷり加えます。

一般的なラー油は中国産の花椒を使いますが、このラー油は日本の山椒を使っているため、あの独特の強い風味ではなくて、すっきりした上品な香りに仕上がっています。

唐辛子粉は、辛味の弱いものを使っていますので、それほど辛くありません。




あまりに中毒性が高いので、身の回りの友人たちで虜になる人が続出・・・。 

我が家では、「悪魔の調味料」と呼んでいます。

作っても作っても、あっという間に手元から無くなってしまう人気者。


ツキヒホシ10周年感謝企画の景品にリストアップしていますので、当たった方はぜひお試しください🎵







2024年11月13日水曜日

藍染の台拭き




我が家のキッチンに欠かせない、出会えて良かったナンバーワンのアイテム♪

それが、この藍染の台拭きです。



台拭きって、定期的に熱湯消毒したり、あるいは漂白したり、きちんと洗濯と乾燥を繰り返したりして、使用するものだと思っていました。

この藍染の台拭きに出会ってからは、それはやっていません。

天然藍に含まれるトリプタンスリンという成分が雑菌の繁殖をおさえてくれるので、しっかりとメンテナンスしなくてもまったく臭わないんです。



汚れたら水洗いするだけ。(ひどく汚れたときは洗剤を使ったり、熱湯を使ったりしますが)

同じ布巾を、濡れた状態で何ヶ月も使い続けても、不思議なほどニオイはしません。

友人の勧めで購入してからというもの、あまりの素晴らしさにびっくり!





最初の数年間は「ままや」さんが作成販売された布巾を使わせていただきましたが、去年からは近所の「大原工房」さんで藍染体験をさせていただき、自分で染めたものを使っています。

水通しした白雪布巾を、深い藍色の発酵液に漬けてから空気に触れさせると、美しい青に染まりました。




本当は、今年から家人が畑で藍を育てているので、それを使って染めたものを今回のツキヒホシ10周年感謝企画の景品に・・・と思っていたのですが、

藍の蒅建(すくもだて)は想像の何倍も何倍も難しい世界で、今年収穫した藍の発酵が間に合いそうになく、去年大原工房さんで染めさせてもらった布巾を景品に充てさせていただいています。 

藍染の奥深さをちょっと知っただけでも、その叡智の深さと不思議さに魅了されています。

ぜひ、台所に欠かせない布巾で、体感してみてください。




紅葉もそろそろ見頃の場所が出てきました。

写真は、昨日の近所(西の谷)の風景です。












2024年11月8日金曜日

10周年感謝企画


ツキヒホシ 10周年! 
感謝の気持ちをお客様にお返しする企画、ずいぶん前からあたためてきました♪

何を喜んでいただけるかな、ワクワクしていただけるかな、、、と、いろんなお客様の顔を思い浮かべながら検討している時間が楽しくて。

「くじ引き」をしたいなというのはすぐに決めていたのですが、さて、景品は何にしましょう・・・。



あれこれ考えましたが、やっぱり自分が最大限の自信をもってオススメしたいもの、しか辿り着きませんでした。

以下、企画の詳細になります。楽しんでいただけましたら幸いです。





♪♪♪ ツキヒホシ 10周年感謝企画! はずれ無し「くじ引き」50本 ♪♪♪


◼︎また来てね賞(3名様)・・・10% off ticket 
 次回のお買い物で使える10%オフ券です。2025年6月末まで有効。割引上限2000円。


◼︎台所がもっと楽しくなるで賞(5名様)・・・藍染の台拭き
 白雪ふきんを藍染した台拭きです。藍の抗菌作用の素晴らしさを是非感じてください。


◼︎悪魔の調味料賞(5名様)・・・自家製ラー油
 自宅庭で採れる完熟山椒を使った、自家製食べるラー油です。知ってしまったら最後、もう後戻りできない中毒性。


◼︎竹かご好きは不治の病で賞(5名様)・・・竹かご
 野菜を入れたり、小物をいれたり、吊るしてみたり。気軽に楽しく使ってください。


◼︎秘密で賞(1名様)・・・たまに玄関先で見かける古風な○○○
 好き嫌いあると思います。連れて帰っていただくかどうかは、あなた次第・・・。


◼︎参加賞(31名様)・・・小さな白磁の酒器を2客ペアで
 繊細な陽刻がはいった、背の高いお猪口のような杯です。ソースを入れたりするのにも◎



※1000円以上お買い上げくださった方に、くじ引きをしていただけます。

※期間は、次回営業日(11月11日)からスタートして、くじが無くなり次第終了。

※遠方より通販でご購入いただいたお客様も参加していただけます。(私が代理で、くじ引きさせていただきます。)






写真1枚目・・・2023年11月30日 ツキヒホシ前、落合の滝
写真2枚目・・・2023年11月25日 大原工房の南、見晴らし台
写真3枚目・・・2023年11月24日 寂光院
写真4枚目・・・2022年11月30日 ツキヒホシ前、落合の滝



2024年10月29日火曜日

Time flies




大好きな秋の花々が咲いています。

秋明菊、イワシャジン、水引、ホトトギス。 

あまり庭仕事が得意でもなく、それほど時間をかけて手入れすることもできないので、丈夫で耐寒性のある多年草を植えています。 





今年は、ここに藍の花も加わって、賑やかになりました。

藍の花は可憐な一年草ですが、水にいけてあるだけで根っこが生えてきて、生命力の強さを感じます。

大原に越してきてからの10年で、毎年少しずつ新しい花が増えて、気がつけば秋は赤から紫へのグラデーションを楽しむ庭に育ちました。





そう、10年。

ということは・・・、なんと、ツキヒホシもこの秋で10周年なのです!

飽き性の自覚がある私が10年続けてきたということに、自分でも驚きを感じつつ、感慨深い気持ちでいっぱいです。

ひとえに、良いものを作り続けてきてくれた先人たちと、こんなひっそりとしたお店を気にかけてくださる方々と、自由にさせてくれる家族のおかげです。

心より感謝いたします。





変化の激しい現代、この10年に限ってみても、色んなことが変わりました。

物の流れも、人の流れも変わりました。

「在庫は増えず、減る一方」というアンティーク業界の宿命。

それでも、自分自身が楽しんで続けていける限りは、古き良きものを新しい持ち主さんに橋渡しする役割を続けさせていただきたいと思っています。

木目が美しい日用品、ユーモアを感じる意匠の皿、作り手のプライドとセンスを感じる品、プラスチックが無い時代の工夫がつまった日用品、手間暇かけて作られた不揃いなガラス製品、愛おしいカゴやざる達、、

仕入れが少しずつ難しくなっていく状況はありますが、まだまだ胸ときめく出会いに満ちています♪

楽しい出会いを提供できるよう、これからも精進してまいります。



そして、この秋は10周年感謝企画として、ささやかながらプレゼントをご用意させていただきます。

近日中に詳細をアップしますので、どうぞご覧くださいね。






<2024年11月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

1日、5日、7日、11日、13日、18日、20日、22日、25日、28日、30日



※ 11月は週末の営業日が少なくて申し訳ありません。事前にご予約いただきましたら、予約制でオープンできるタイミングもありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

ツキヒホシ 090-5889-1039 (山本) または インスタグラムDMにてお問い合わせいただけます。













2024年9月27日金曜日

カニクサ



造形美がグッとくる雑草選手権、というのがもしもあったなら

私が推すのは、これです。

カニクサ。

無造作に置いただけでも、ただ吊るしただけでも、完璧なバランス! 




子どもがカニを釣るときに使ったから、こんな名前がついたそう。

いつか試してみたいところです。





ついでに、想像力を掻き立てられる花選手権、というのがもしもあったなら、これです。

ウド。


近くで眺めていると、近未来宇宙都市みたいに見えてきて、しばし空想の世界に連れて行ってもらえます。






暑さがやわらいで、やっと植物を愛でる余裕がでてきました。

秋の大原でお待ちしています。




<2024年10月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

1日、5日、8日、10日、16日、21日、24日、29日



※休業日や時間外でも予約制でオープンさせていただくこともできます。お気軽にご相談ください。(ツキヒホシ 090-5889-1039)



2024年9月11日水曜日

入れ子の弁当箱





生活のなかで気軽に使えて、愛おしく感じられるモノ。

良いものづくりを今に伝えてくれるモノ。

昔の職人さんの心意気が感じられるモノ。



そんな昔の品を、今の生活で必要としている人にお届けしたいと思いながら、常々仕入れをしています。

「気軽に」使うには、やっぱりお値段も手頃であってほしいので、年々仕入れが難しくなっているように感じていますが、、、

今回は良い仕入れができましたので、張り切ってご紹介させてください。






漆塗りの入れ子になったお弁当箱です。


おそらく40〜50年くらい昔に作られて、未使用のまま長期保管されていました。

木のゆがみは少しも出ていませんし、漆の剥がれもなく、とても良い状態です。

黒のほうは、深さもあるのでご飯の量もたっぷりはいります。

朱色は浅めなので、デザートや小さなおかずが入ります。


ぴったりと入れ子になるのが嬉しくて、つい触って、出したり入れたりしてしまいます。



在庫は18個、お買い得価格ですよ〜♪



黒 サイズ: 横 14cm / 奥行き 9.5cm / 高さ 4.5cm

朱 サイズ: 横 15cm / 奥行き 10.5cm / 高さ 5.8cm





<お知らせ>

9月14日(土曜)の営業予定日は、都合によりオープンできなくなりましたので、代わりに16日(祝日)に営業いたします。

急なご連絡で申し訳ありません。

尚、14日は「15時30分以降の予約制でしたらオープン可能」ですので、ご希望の方がいらっしゃればご連絡ください。










2024年8月27日火曜日

龍に・・・





光を通したときのゆらめきが可愛いガラス容器、ただいま大・中・小とセットで入荷しています。

蓋の柄が同じなので、三つ子ちゃんです。

お米や乾物を保存してもいいし、梅酒や梅干しをつけてもいいし、なんといってもそこにあるだけで可愛いです🎵







ところで、古典的な「自然物+動物」の組み合わせの図柄が好きです。

月に兎、葡萄に栗鼠、柳に燕、波に千鳥、梅に鶯、竹に虎・・・



何世紀にも渡って愛されてきた図柄は、大勢の職人さんたちが追求し続けてきた絶妙なバランスで描かれているせいなのか、人々の永年の願いが込められているせいか、あるいは単に目にすることが多いせいか、いつ見ても安心感のようなものがあります。

さて、龍の場合は、組み合わせるのは何でしょう?






























やっぱり、「雲」ですね。



古備前のこの皿に浮き上がる龍と雲は、力の抜けたユーモラスな風情で、一目惚れしてしまいました。

ゆるーい空気感がたまりません。

足つきで少々高さが出るので、存在感も際立ちます。

今現在の備前焼には、こういった陽刻の焼き締めた皿はほとんど見られないようですが、ひと昔前の古備前にはたくさんあります。

珍しくて面白みのある図柄に出会うと、心浮き立ちます♪





<2024年9月 営業スケジュール> 11:00〜15:30頃

3日、6日、11日、14日、19日、23日、28日



※休業日や時間外でも予約制でオープンさせていただくこともできます。お気軽にご相談ください。(ツキヒホシ 090-5889-1039)