京都は大原、寂光院への参道沿いにある小さな古道具屋です。 ちょっと昔の器、木製の道具類、古物をリメイクしたものなどを扱います。 不定期営業のため、ブログやSNSでお知らせする営業スケジュールをご確認ください。
2019年2月21日木曜日
椅子、4脚仕上がりました
冬の間に、椅子の張り替えも進みました。
チャーチチェアには、ライトブラウンの牛革生地を。SOLD OUT
背もたれ上部の木が少しカケていますが、造りはとてもしっかりしているので、これから先もまだまだ活躍してくれそうです。
クッション材には、ソファー用のスポンジを入れています。
座面は少し低めの41cm。
丸いスツールは、濃茶色の牛革で。SOLD OUT
躯体は松の木が使われています。
和の雰囲気もありつつ、革で張り替えたことで洋の雰囲気が加わりました。
躯体はしっかりしており、構造的なゆるみはありません。
アンティークの帯地を使って張り替えたスツールは2点。
あかるい朱色の生地は、織り目の凹凸が良い感じ。SOLD OUT
リボンは、フランスのアンティークリボンを使いました。
木部は使用感が少なく、白っぽい塗料が塗られているので、明るい部屋に馴染みそうです。
ペルシア調の唐草模様のほうはやや暗めのトーンで、木部も経年変化で色は濃いめです。
リボンは濃紅色で、椅子鋲も少し赤みがかったものを使いました。
スツールは3脚とも現在の状態は良いのですが、もともと脚が細めですので、連日の長時間使用や、男性には向かないと思います。
昔の日本人は今より背も低かったですし、体重も違ったことでしょう。
現行品のような強度は無いという前提で、使い方を考えていただけると嬉しいです。
来客時の予備椅子や、玄関で靴を履いたりするときなど、いかがでしょうか。